新規ITツールの導入失敗事例3つと原因について解説!
「新規ITツールを導入したいけど、失敗するのが怖い」とお思いの方は多いでしょう。
特にITツールの導入には多くのコストがかかる場合が多いため、一度失敗すると大きな痛手になる可能性があります。
そのため、よくあるITツール導入の失敗事例や原因について事前に把握しておき、同じ失敗をしないようにする必要があります。
そこで本記事では、新規ITツール導入失敗事例や原因、導入を成功に導くための方法について解説しました。
これからITツールを導入していきたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
ITツール導入時のよくある失敗事例
まずは、ITツール導入時のよくある失敗事例をご紹介します。下記の通りです。
- 代表や事務員がITツール導入を渋る
- コストだけ見て導入するITツールを決めてしまう
- 適正価格が分からない
それぞれ順番にご説明します。
代表や事務員がITツール導入を渋る
まずよくあるのが、代表や事務員がITツールの導入を渋るパターンです。
ITツールの導入には当然コストがかかりますし、社内ルールの変更等が必要になってきます。
そのため、社員が現状の体制やシステムに不満を抱いている場合でも、なかなか導入されないケースが多いです。
また、導入したとしても「必要な機能が付いていなかった」などの失敗事例もあります。
コストだけ見て導入するITツールを決めてしまう
2つ目は、コストだけ見て導入するITツールを決めてしまうパターンです。
ITツールと言っても、チャットツールや勤怠管理ツールなどさまざまなツールがあり、導入コストもピンキリです。
コストが高いから良いというものでもないため、コストだけ見て導入するITツールを決めてはいけません。
導入するITツールの選定が面倒だからという理由で、コストが高いものを導入してしまうと「全く役に立たなかった」ということになりかねないため、注意が必要です。
適正価格が分からない
3つ目は、適正価格が分からずに導入を決めてしまうパターンです。
適正価格が分からないと、相場より高い価格での導入になってしまうケースがほとんどです。
適正価格で導入するためには、さまざまなITツールを検討し、相見積もりを取る必要があります。
相見積もりを取ることで、同じような機能を持ったツールを導入する際の適正価格が見えるようになります。
ITツール導入失敗原因
ITツール導入に失敗してしまう原因は基本的に同じです。
そこで、よくあるITツール導入失敗原因についてここで解説します。
よくあるIT ツール導入失敗原因は、下記の3つです。
- 現状把握ができてない
- ITに詳しい人材がいない
- 使い方が分からない
それぞれ順番に解説します。
現状把握ができてない
まず第一に、現状のシステムや社内ルールが把握できてない点が失敗原因として挙げられます。
なぜなら、現状が把握できてないと、どのようなITツールを導入すれば良いか分からないためです。
たとえば、現状どこが非効率で時間がかかっているか分からなければ、どこにITツールを導入し効率化アップに繋げるかも把握できません。
そのため、まずは自社の現状をしっかりと把握する必要があります。
ITに詳しい人材がいない
ITに詳しい人材がいないということも失敗原因として挙げられます。
どれだけ良いITツールを導入しても、それを使いこなせる人がいなければ意味がありません。
そのため、社内にITに詳しい人材がいない場合は、新たにITツールやシステムに詳しい人材を確保するか、使い方のマニュアルをしっかり作り込む必要があります。
使い方がわからない
ITツールを導入しても、使い方が分からずにそのまま放置されているという事例も少なくありません。
そのため、ITツールを導入する際は、導入担当者に使い方やマニュアルをしっかり確認しておく必要があります。
また、使用していく中で疑問点が出てきた際は、ネットで調べたり担当者に聞いたりするなどしてしっかり理解しましょう。
ITツールの導入による業務改善を成功させる方法
ここまで、ITツールの導入事例や失敗原因について解説しました。
ここでは、ITツール導入で業務改善を成功に導く方法について解説します。
ITツール導入による業務改善を成功させるには、下記の3つが重要です。
- 現状の「問題」「原因」「解決法」を明確化
- 導入前研修の実施
- 導入後の変化を数値で分析
それぞれ順番に解説します。
現状の「問題」「原因」「解決法」を明確化
現状の社内の問題点をしっかりと分析することが重要です。
- 問題点
- 原因
- 解決法
上記をそれぞれはっきりさせ、適したITツールを導入しましょう。
これら3つを明確化しておくだけでも、失敗の可能性を大きく減らせます。
導入前研修の実施
新たにITツールを導入する際は、導入前研修を行うようにしましょう。
ITツールを導入しても、うまく使いこなせなければ意味がありません。
そのため、導入前研修を実施し、ちゃんとした操作方法を事前に社員に周知させておきましょう。
また、導入前研修の際には、下記のような導入理由や期待している効果も伝えておきましょう。
- このツールを導入する理由
- このツールを使うことで得られると見込んでいる効果
社員の中には、やり方やツールを変更されることに不満を感じる方もいるはずです。
そのような方を納得させるためにも導入前研修は有効です。
導入後の変化を数値で分析
導入後の変化を数値で分析することも重要です。
なぜなら、数値で分析することで、導入後の変化をしっかり実感できるからです。
ITツールによっては、集積したデータを分析して出力する機能がついているものもあります。
そうしたものを活用しながら、改善の状況を数値で分析するようにしましょう。
最後に:新規ITツールの導入はICBにお任せください
本記事では、新規ITツールの導入失敗事例や原因について解説しました。
- ITに詳しい人材がいない
- 適正価格が分からない
- コスト負担増が不安
上記のように、新規ITツールの導入はなかなかハードルが高いと感じている方も多いでしょう。
そのような場合は、ぜひICBにお任せください。
貴社に合わせたツールやプランをご案内いたします。また、導入前や導入後のサポートはもちろん、定期的な訪問やWeb打ち合わせも行わせていただきます。
新規ITツールの導入をお考えの方は、ぜひICBにご相談ください。
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