マネーフォワードクラウドの安全性は?セキュリティ環境について解説
マネーフォワードクラウド会計を使用しようと考えているけど、安全性に不安があるいう方も多いのではないでしょうか。
特に、クラウド型の会計ソフトを使用したことがないという方は、セキュリティ面が非常に心配でしょう。
そこで本記事では、クラウド会計ソフトであるマネーフォワードクラウドの安全性について解説しました。
これからマネーフォワードクラウドを使用しようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
クラウド型の会計ソフトの仕組みとは?
クラウド型の会計ソフトとは、ネットワークを利用して提供される会計サービスのことです。
パソコン等の端末にインストールして使用するのではなく、インターネット上のアプリケーションにアクセスして会計サービスを利用します。
インストール型と違い、インターネットに接続できる端末があればどこからでもネットワークを利用して会計ソフトを使用できます。
インストール型との安全性の違い
ここでは、クラウド型とインストール型の安全性の違いについて解説します。
インストール型は自己管理が必須
インストール型の会計ソフトは、自身でデータのバックアップをとっておく必要があります。
なぜなら、インストールした端末が破損した場合に利用している会計ソフトのデータが取り出せなくなってしまうからです。
通常はUSBやハードディスク、サーバーなどにバックアップをとっておきますが、いずれも機械なので、故障する可能性があります。
また、バックアップに不備があると最新のデータが取り出せなくなったり、バックアップそのものを行う手間も発生します。
クラウド型はサービス提供者側が管理してくれる
クラウド型は、サービス提供者側がデータの管理をしてくれます。
そのため、利用者側はバックアップの作業や知識は必要なく、利用することができます。
バックアップが100%不要という訳ではありませんが、クラウド上にデータを保管することによりリスクを最小限に抑えることができます。
クラウド型の情報漏洩等のリスクは?
ここでは、クラウド型の会計ソフトの情報漏洩等の下記のようなリスクについて解説していきます。
- データが消える可能性
- 情報漏洩のリスク
それぞれ順番にご説明します。
データが消える可能性
どれだけ対策しても、データが消える可能性をゼロにはできないため、クラウド型でもデータ消失の可能性はあります。
しかし、対策は常に強化されているため、顧客のデータが消失しないような対策は十分に行われています。
そのため、クラウド型利用によるデータ消失のリスクは、ほとんどないと考えて良いでしょう。
情報漏洩のリスク
データ消失の対策同様に情報漏洩リスクの対策も行われています。
そのため、情報漏洩リスクもほとんどないと考えて良いです。
ただし、万が一情報が漏れてしまった場合の保証については、サービス提供者と利用者で責任範囲を明確にしておく必要があります。
マネーフォワードクラウド会計が安全な理由5つ
ここまでクラウド型の会計ソフトの安全性について解説してきました。
ここでは、マネーフォワードクラウド会計が安全な理由を5つご紹介します。下記の通りです。
- プライバシーマーク取得済み
- 個人情報は暗号化して保存
- クレジットカード番号は登録不要
- 厳重なセキュリティ対策済み
- 利用履歴のログが確認可能
それぞれ順番にご説明します。
プライバシーマーク取得済み
プライバシーマークとは、個人情報保護第三者認証プログラムの基準をクリアしているときにのみ利用を許されます。
マネーフォワードクラウドは、グローバルスタンダード認証である「TRUSTe」を取得しています。
個人情報は暗号化して保存
マネーフォワードクラウドでは、口座情報やメールアドレスなどの個人情報は暗号化して保存されています。
そのため、万が一、サーバーへ不正にアクセスされたとしても、データが暗号化されており認識できないような仕組みになっています。
クレジットカード番号は登録不要
マネーフォワードクラウドの利用に必要な情報は、取引明細の確認に必要なIDとパスワードのみです。
そのため、クレジットカード番号の登録は不要です。
厳重なセキュリティ対策済み
サーバー側に最大限のセキュリティ対策が実施されています。
特に、情報漏洩が起きた際には、賠償金や企業のイメージダウン、原因究明費用など、莫大なデメリットがあるため、サービス提供者側も厳重なセキュリティ対策を設けています。
利用履歴のログが確認可能
利用履歴がログとしてシステム上に保管されるため、アカウントを複数人で利用している場合でも、行動履歴がすぐに分かります。
そのため、不正にログインされた場合でも、すぐに分かります。
セキュリティ対策の優れた会計ソフトを選ぼう
クラウド型の会計ソフトを選ぶ際に重要なのは、十分なセキュリティ対策が取られていることです。
具体的には、下記のようなセキュリティ対策が取られているか確認しましょう。
- 暗号化に対応しているか
- バックアップ体制が整っているかどうか
- セキュリティ対策が実施されているか
- プライバシーマーク取得済みかどうか
それぞれ順番に解説します。
暗号化に対応しているか
データが暗号化して保存されているか確認しておきましょう。
先述の通り、万が一、不正アクセスされた際でも、データが暗号化されていれば解読が難しくなります。
そのため、利用する会計ソフトがデータを暗号化して保存されているか確認しておきましょう。
バックアップ体制が整っているかどうか
データのバックアップ体制が整っているかどうかも確認しておきましょう。
たとえば、災害や機器の障害に備えて何重にもバックアップが取られているか、データを1箇所に集めずに遠隔地で複数に分けて管理しているかは、重要なポイントになります。
セキュリティ対策が実施されているか
不正アクセス防止のために、セキュリティ対策が実施されているかも重要なポイントです。
第三者機関にセキュリティの脆弱性の評価がされているかを確認しておきましょう。
プライバシーマーク取得済みかどうか
プライバシーマークは、個人情報保護の運用や体制が十分と認められた場合のみ取得できます。
そのため、情報漏洩リスクが低いかどうかを見極めるために、プライバシーマークの有無も確認しておきましょう。
マネーフォワードクラウド会計の安全性は問題なし
本記事では、マネーフォワードクラウド会計の安全性について解説しました。
ご紹介した通り、マネーフォワードクラウド会計の安全性は限りなく高くなっています。
クラウド型の会計ソフトを使用したことが無いという方は、まずはマネーフォワードクラウド会計の利用がおすすめです。
利用料金等については、マネーフォワードクラウド会計は無料で利用可能【有料版との違いも解説】の記事で解説しているため、合わせてご覧ください。